浮気調査において、対象者の移動手段で調査のやり方、難易度が大きく変わってきます。
一番厄介なのは、自宅から自転車に乗って最寄りの駅まで行き、そこから電車で移動する場合です。
厄介とまでは言いませんが、調査する側にとっては自転車を準備しなければなりません。例えば朝の出勤時に自転車を使用して駅に向かうのであればある程度予測がつくので対応しやすいのですが、浮気相手の居住先を割り出す為に浮気相手の勤務後から尾行を始め、最寄りの駅で降りたら、自転車を使用して帰宅した場合は、事前に降車する駅がわかっていないので、全く対応出来なくなります。そうなれば再度居住先を割り出す時に対象者が使う最寄りの駅に自転車を予め準備するしか方法がありません。いくら体力のある探偵で自転車を走って追いかけるのには限界があります。
たかが居住先割ですがされど居住先割です。
しかも対象者の自転車が電動自転車だったら探偵は必死にペダルを漕ぎ、汗まみれになります。
経費を考えると一発で居住先割をしたいのですが、そう簡単にいかないのが浮気調査だと思います。
何が起こるかわからない調査でも決して諦めないことが重要だと探偵は思います。
