今日は早朝から調査だった。昨夜目覚ましをかけて寝たんだが、二度寝をしてしまい、探偵は時計を見て慌てて起きだし、直ぐに調査機材の準備をしていた。慌てて忘れ物はないか確認した。調査機材は、これで良し。携帯電話を持ってそそくさと車に乗り込み、柳川方面へと車を走らせた。走り出して30分くらいして何か忘れているものがあるようなないようなそんなそわそわした気分で運転しているとガソリン入れないと帰りまでもつか分からないと財布を探すがどこにも見当たらない。あー。探偵は財布を忘れてきたのだ。だから何かそわそわしてたんだ。
さぁどうしよう。財布を取りに帰れば現着時間にまにあわないし、財布がないと何も食べれないし、飲み物も買えない。一番心配なのはガソリンだ。浮気調査の帰りにガス欠したら、まじで洒落にならない。一銭もお金がないと不安になりますね。結局探偵は、財布がないまま調査をするはめになった。車両尾行にだけはならないでくれ、ガソリンもたないっと願いながら張り込んでいる探偵。
この案件は浮気相手の家に対象者が出入りしていないかの確認の調査だ。多分車両尾行にはならないと思いながら張り込みを続けた。
最終的には、この浮気調査は、動きなしで終わった。
ガソリンはあと残り3分の1だ。博多区迄帰り着けるかハラハラしながら運転した。春日市辺りでガソリンランプが点灯した。あちゃー。間に合うかなっとドキドキものだ。アクセルをあまり吹かさないようにゆっくりと車を走らせた。
なんとか、探偵は無事に博多区に帰ることが出来た。終わり良ければ全てよし。なんて言ってちゃだめ。仕事は仕込み8割りだ。二度寝などせずに余裕を持って行動する事を肝に命じた一日だった。しかし、ガソリンはこまめに入れておいて良かった。まー。無事に帰れたからよしとしましょう。
