心理学的には人は一つ嘘をつくと7つの嘘をつかなければならないと言われている。では、嘘はいけない事なのか、三才の子供も嘘をつく、簡単に言えば人は嘘をついて成長していることになり、子供が成長期「三才~六才」の嘘は段々と創造性のある嘘をつくようになるそうだ。
そう考えると嘘は悪いものではないのかと思ってしまう。
人を騙す事と嘘をつくことは同じなのか、嘘をつかなければ人を騙す事はできない。では、悪意の嘘と善意の嘘があるということも考えられる。悪意の嘘は人を欺き自分の利益となるように仕向ける、善意の嘘は誰かを守る為に嘘をつく、悪意のある嘘とは、人の弱みに漬け込み嘘をつき金銭をせしめる。まさに振り込め詐欺だ。本当に許せない犯罪だ。その被害額は400億弱だと言われている。詐欺のために嘘を使う、嘘をついて詐欺を行うわけだ。
善意の嘘の中では人を守る嘘がある。例えば親がガンにおかされ寿命が、残り半年だということ伝えず、大丈夫よと嘘をつく。嘘も方便ということだ。
美しい嘘もあれば醜い裏切りの嘘もあるようだ。
人は浮気をする時、必ずといっていいほど配偶者に嘘をつく。罪作りな嘘。
嘘なしじゃ浮気は成立しない。しかし、嘘ははやり必ずばれる、浮気調査から浮気がばれるのだからだ。
浮気調査すると配偶者の嘘が露見してしまう。
なるべく嘘はつかない方がいい。
しかし、嘘の美学も存在すると探偵は思っている。
