夫婦がうまくいく秘訣を考えるとまずは夫婦間の問題について考察しみた。
夫婦間の問題と言っても多角的に考えるとなぜ結婚したのか、から考えていかなければならないと思う。
なぜ結婚したのか、一生大切にしたいと思い結婚する。縁があって結婚する。家族ができたから結婚する。などお互いが求めあったから結婚した。それがいつの間にか不仲になる。金銭感覚が違っていたり、子供の教育方針に違いがあったりと不仲になっていく理由はその夫婦によって異なる。厚労省の調べでは離婚の原因の一位は性格の不一致だそうだ。お付き合いをしていた時には見えなかったものが結婚し、共に生活していくなかでかいまみえてくるのでしょう。
結婚して共に生きると誓いあった二人が5~10年足らずで離婚するケースが多い。特に30-35歳の年代が一番多く離婚していることが厚労省の資料から明らかとなっている。
確かに一度いがみ合ったら二人が再度仲良くなることは大きなエネルギーが必要だと思う。配偶者の嫌いなところを受け入れることはそうたやすいことではない。配偶者の嫌いなところを受け入れるぐらいなら離婚したほうがましだと思って離婚に至るのだろう。女性が社会で活躍できる世の中になって来た。それが背景に、30-35歳の女性が離婚しても生活できる社会が離婚を後押ししているとも考えられる。
離婚をすれば、経済的に不安定になるが性格の会わない他人と生活を共に送るなんてできないから離婚するのだろう。
探偵は離婚を否定も肯定もしていない。職業がら
夫婦の問題について相談をよく受ける。探偵に相談に来る方は、配偶者の浮気の事で悩んでおられる。これは夫婦だけの問題ではなくなる。第三者が夫婦の問題に入って来ることになる。逆を言えば第三者がいなければ夫婦間に問題はなかった事になる。では、浮気が原因で探偵に浮気調査を依頼する方は離婚が目的だと思われがちだか実情は7割の依頼者が修復を願っている。
離婚が目的で探偵に浮気調査を依頼する方もいまる。しかし、いざ浮気の証拠が撮れたら浮気の相手を排除するため制裁を与える事によって離婚から修復へと気持ちが変化するケースも多数見てきた。
探偵は依頼者に寄り添い浮気調査をする。離婚は大きな決断が必要だ。アフターケアがなにより大切になる。
性格の不一致、金銭感覚、教育方針の違い等夫婦の価値観の違いで離婚する場合と浮気が原因で離婚する場合とでは、離婚による精神的苦痛は大きく違ってくる。だから、浮気が原因で離婚する場合は慰謝料を請求することができる。夫婦間で慰謝料請求できるのは、不貞とdvだ。この二つが離婚の原因だと慰謝料請求ができる。浮気の相手に、慰謝料を請求することで第三者を排除することができる。だから復縁出きるのだ。しかし、復縁にはエネルギーが必要となる。時間をかけてお互いの信頼関係を再構築しなければならない。これは、離婚するより辛い生活かもしれない。時が癒してくれることを願っている。
結婚していても仮面夫婦のケースも少なくない。結婚して数年が、経過すると手も握らない、セックスもしなくなる。何が正しい結婚なんか分からない。
幸せと感じる事が出来ればいい夫婦なのかもしれない。お互いを思いやる気持ちがあれば幸せな結婚生活なのかもしれない。
年老いた老夫婦が手を繋いで歩いている姿を見て理想的なご夫婦だと思うのならば今、配偶者と手を繋いで歩けばいい。
夫婦がうまくやっていくコツは何ですか?と問いかけているテレビを見たことがある。そのご夫婦は「お互い干渉しないこと」と答えていた。なるべく距離をおくことが長い結婚生活を送る為の秘訣のようだ。
人は一人では生きてはいけない。夫婦仲良く生活していくためには工夫が必要だ。お互いを思いやる気持ちがあれば幸せな結婚生活を送れる。夫婦のスキンシップも大切な行為だと言える。肩の揉み合いをしたり、買い物に行くとき手を繋いで買い物をしたり、と日常的に触れ合う機会を設ける事が豊かな夫婦間になり得ると考える。
これが夫婦がうまくいく秘訣であり、夫婦間の問題の考察である。
