昨日久しぶりに友人に電話をした。相当久しぶりだ。探偵はある人物を探していた。旧友だ。彼はその人物と仲が良かったから居場所を知っているかと思い、思いだしたかのように電話をかけたのだ。すると彼も旧友を探していのだ。
今のところ旧友の足取りは掴めない。また、別の知人に電話して探そうと思った。
やっぱり足を使ってじゃないと見つけられないと思った。捜索活動と同じだ。逃げている人物を探すのに電話なんかじゃ簡単には見つからないものだ。
友人の話では旧友はいろいろやらかしているらしい。いろんなとこで、いろんな人に迷惑をかけて逃げているみたいだ。探偵は旧友を責めるつもりはない。今どこで何をしているのか、家族はどうなったか知りたいだけだ。
電話をかけた友人は足場の会社を立ち上げて自分で営業をして仕事を取ってきて従業員3名を雇い頑張っていた。彼は元ヤンだ。気合いと根性でやって来たのかと思えば、それだけではなく、若い仕事関係の人にも頭を下げて仕事をとってきている。と彼は誇らしく言っていた。昔の彼からは想像出来ない。彼も社会に揉まれたんだと思った。
そして、彼と話しているとなんか余裕さを感じた。職人で親分肌の彼ならもっと会社を大きく出来るだろうと探偵は思った。
同級生が頑張ってると思うと探偵も頑張って行こうと触発された。
今度久しぶりに会って酒でも呑みもうということになった。探偵は彼との再会を楽しみにしている。でも探偵はお酒は呑みませんけどね。
結局一時間半位話し込んだ。久しぶりだからつい長話になってしまった。近々会いたいと思う。
楽しみです。
