私は嫉妬する性格だ。夫の言動に逐一問い詰めることは日常的になっている。夫と付き合い始めてから結婚して五年たった今でも焼きもちは変わらない。
私は独占欲が、人より強いのかもしれない、かもではなく間違いなく独占したいという気持ちが強いのだ。ある意味こんな気持ちに囚われて疲れてしまう。でもやめらない止まらない感情なのだ。夫は、こんな私の性格をどう思っているのか。うざがられているのではないだろうかと心配になるが、嫉妬はやめれない。この感情は抑えられないでいる。
私の妻は毎日何度も連絡してくる。仕事中でもランチタイムで帰宅時間にでもだ。とりあえずいつも妻は私を監視している。正直嫌気がさしてきている。付き合い始めの頃はそんな行為が嬉しく思っていたが、結婚して五年たっても妻の嫉妬は止まらない。いやさらにもましてつよくなり、嫉妬は猜疑心と変わっていったのだ。
昨年の12月とうとう妻は私の言動に疑いを感じたのかクリスマスあたりの行動が怪しいと言い張り猜疑心が止まらなくなっていた。私は相当嫌気がさしてきていた。
私は妻と知り合って一度も浮気なんかしたことがない。なので疑われても構わないのだが度がすぎると息苦しくなる。なんとか妻の嫉妬を止める方法はないかと考えた。思いついたのは私の素行調査を探偵に調査してもらい潔白を証明をして、妻に安心してあげようと思った。実はこれ以上嫉妬されるの嫌だったから福岡の探偵に私自身の素行調査を依頼することにした。調査期間は12月20日~25日の6日。ドキュメント並みに密着した映像を撮ってもらうようお願いした。私が潔白であること証明したかったのだ。
調査は無事に終わり、リクエスト通り密着型で潔白が証明出来ている映像が撮れていた。私はその映像を妻に見せた。そして、私はイベント時期のクリスマスツリーシーズン潔白だったでしょっと妻に話すと妻はリビングでその映像を見てこういい放った「この6日は潔白だったのはわかったわ。」でも明日はどうかしら。というのだ。多額の調査費用をかけて私自身の潔白を証明したのに、私の妻の猜疑心は治らなかった。もう本当に浮気してやろうかとやけになったがそんなことをしたら刺されるかもしれないと想像すると私は少し怯えた。私はこれからも妻の強烈な嫉妬に耐えながら生きていかなければならないと思うと離婚が頭に浮かんだ。嫉妬心は愛情から来るものだとわかっていても度が過ぎると憎しみに変わる。私はいまだに妻の嫉妬と闘っている。
いつまで耐えれるかもう自信をうしなっている今日この頃である。
