浮気調査は、お金で始まりお金で終わるケースが多いと思う。
まず、配偶者が怪しい行動をとったとする。
例えば妻がタバコを吸わないのに洋服からタバコの匂いがしたり、夫のクレジットカードの明細を見たら週に一回は三万位使っている。その使い道は不明だ。など配偶者の怪しい行動は、浮気しているのではないかと不安になり、不信感は波のように押し寄せてくる。
一度抱いた猜疑心はそう簡単には消えない。そうなると真相を明らかにしたいと思い、探偵社に浮気調査を依頼する。
探偵に配偶者の浮気の問題を相談し、浮気調査の手段、調査料金を算出してもらい、適切な調査料金を支払うことになる。
浮気調査と言っても様々だ。対象者が車で移動する人か、徒歩で移動する人なのか、または、浮気の現場、いわゆる不貞場所がラブホテルやホテル、もしくは居住先かで調査料金は大きく変わってくる。
ラブホテルなら二回程度の出入りを押さえれば不貞の証拠として成り立つ。手を繋いでいる映像があれば完璧な証拠となる。
居住先での不貞の場合、居住先への出入りを7.8
回は撮らなければならない。なぜなら居住先の不貞の場合、言い訳がきくからだ。例えば風邪をひいていたから薬を持っていったとか、手料理をご馳走になった、とか二人きりではなく友人も一緒だったとか、言い訳はいくらでも言えてしまう。その為不貞場所が居住先の場合出入りの回数、そして宿泊記録も必要となる。言い訳が出来ない証拠を撮るには時間がかかる。その分調査費用が高額になってしまう。
浮気の証明にはお金がかかる。しかし、その高額な浮気調査費用を浮気相手もしくは配偶者から取り戻すことができる。それは慰謝料を請求するということで可能となる。示談として慰謝料を請求するときに調査料金を上乗せして請求する人もいる。しかし、裁判になった場合、慰謝料の金額が下がるケースがほとんどだ。もし、この浮気が原因で離婚となった場合の慰謝料は復縁しているケースより慰謝料額は高額になる。それはそうだ。浮気が原因で離婚となれば精神的苦痛は復縁したなケースより大きいと裁判官は判断するだろう。
しかし、これはあくまでも裁判になった場合であり慰謝料請求は示談として扱われるケースが多い。浮気相手に、直接交渉する事で多額な慰謝料を請求できる。
冒頭に申し上げたように浮気調査はお金で始まりお金で終わる。とは浮気を疑い探偵社に浮気調査を依頼した際、浮気調査費用が発生する。浮気の証拠が撮れれば、その浮気の証拠を使い浮気相手に慰謝料を請求する。最悪離婚となれば財産分与も請求できる。
浮気調査をすれば、浮気の証拠が撮れる。探偵はその証拠を対象者が離婚のため、もしくは、復縁のため、どのように使うかは依頼者が決めることだ。その使い道にアドバイスをするのも探偵の役割でありアフターケアは探偵の責務だといえる。
