浮気調査で一番してはいけない事は発覚です。この事は以前にもブログで書かせて頂きました。今回また発覚について書いているのは、浮気調査で発覚させないために浮気調査をどう調査すればよいか再認識するために書きたいと思います。
浮気調査において、発覚させた時点で調査を終了しなければならなくなります。浮気の証拠がまだ撮れていない状況で発覚させてしまえばこれは完全に調査側のミスです。慎重な調査を怠ったとしかいえません。
浮気の証拠が、撮れていれば発覚も致し方ないとも言えますが、発覚はやはりいけません。
調査を組み立て浮気の証拠が撮れた時点で即調査を終了すれば発覚させる事はないと思います。確かに無理をしないと浮気の証拠が撮れないケースもあります。しかし、工夫をすれば発覚を回避し、浮気の証拠を撮ることは出来ます。慌てたり、行動パターンを読み誤ったりすれば調査の失態に繋がります。また、焦って調査をしたりすれば調査が上手くいきません。冷静さを失えば調査は失敗してしまいます。いかなる時も冷静に調査する事が重要になります。それにはやはり経験がものをいいます。調査力はどれだけ場数を踏んだのかに関わってきます。勿論発覚は、やってはいけないことですが発覚させて初めて発覚の恐ろしさを学ぶことができると言えるでしょう。
探偵は誰しも一回は発覚させて発覚から学び探偵として成長してきたのだと思われます。
発覚を恐れてはいい映像は撮れません。どこまで突っ込んでいいのか判断するのは経験値です。
例えば初稼働目はかなり気を使います。初稼働目は対象者の行動パターンはわかりません。
対象者を勤務後の調査を行ったとします。対象者が某マンションに入った。その時映像を撮るか否かはその場の調査員の判断です。恐らくこのマンションが対象者の不貞場所だと判断すれば無理して撮る必要はないと思います。初稼働目では不貞場所が分かれば良しとする考え方もあります。
カメラが出しやすい状況だとすれば撮ればいいと思いますが、ちょっとでも危険だと感じれば次回、入り映像を待ち構えで撮ることも出来ます。慌てるとろくなことはありません。
浮気調査は確実に証拠を積み上げていかなければなりません。ひとつの判断ミスが発覚に繋がる事を考慮して調査を行わなければなりません。
発覚するということは対象者に特定されるということです。長期に渡って調査を行っていると特定される確率は高くなるでしょう。こんな場合もやはり工夫が求められます。車両を変えたり、服を着替えたりしながら調査を進めて行く必要があります。手間がかかりますが、車両を変えたり、服を着替えたりする事を怠れば、発覚する確率は高くなります。手間を惜しまず慎重に調査する事が浮気調査の基本だと言えます。
浮気調査を依頼するクライアントの70%はやり直し、夫婦間の修復を望んでおられます。
浮気調査を依頼した事が発覚した為、夫婦仲が更に悪化してしまえば目も当てられません。
調査員は浮気調査を依頼したクライアントの思いをしっかり考え、日々の浮気調査に取り組む必要があります。
密かに浮気の証拠を撮ることが探偵の義務であり、責務だと考えます。
