家出や行方不明の問題は、家族にとって深刻な問題です。犯罪に巻き込まれていないか、自殺するのではないかと心配が絶えない。それは、対象者が見つかるまで続きます。何が原因で家出や行方不明になったのか、家族は考えます。行方不明を考えて連想するのは、やはり自殺だと思います、私共探偵も未成年者の失踪依頼や50代の失踪依頼には、スピード勝負だと考えます。警察庁の統計では、自殺者の多い年齢は50代が一番多いとされている。自殺の原因では、職場関係、学校関係、経済的、知人、健康面など様々なものが関連している。探偵は、多角的な捜索が課せられ瞬発力が求められる。しかし、成人している対象者を捜索する際、葛藤することがある。失踪者は何か嫌だから逃げ出したのだと思います。しかし家族は心配で捜索の依頼をします。しかし成人している以上どう生きていくかは個人の勝手なのです。ですので、私共探偵は、失踪者が成人している場合、対象者を発見してもまずは失踪者に家族に居場所を伝えて良いか確めます。家族から預かった手紙を読んでもらってこれからの事を考えてもらうようにしている。
ご依頼者の気持ちだけを考えては、行方不明者の捜索は真の解決ができたとは言えないと思います。
捜索依頼の際に、上記のような問題も考慮して契約してもらうようにしている。調査で本当に失踪者を発見したのか証明する為失踪者に手紙を渡している写真をとって捜索したことを明らかにします。失踪者か未成年の場合は、必ず失踪者を家族の元へ連れていきます。
捜索するのは、容易だが捜索後どう家族が向き合うかが重要になると思います。
