探偵の仕事と聞いて色々な想像をする方がいらっしゃると思います。
ハードボイルドでかっこいい、でも危険そう、大変そう…。一部については正にその通りと言えるでしょう。探偵は、他の職業に比べて、思わぬトラブルが発生する可能性の高い職業です。
このページでは、探偵の働き方、勤務形態を紹介しながら探偵の仕事について紹介します。
探偵の勤務形態とは?
探偵になると、朝から夕方までの勤務である普通のサラリーマン的な働き方は難しいでしょう。一昼夜ターゲットに張り付いていなくてはいけないこともあるからです。
探偵にも、さまざまな働き方があります。
探偵の勤務形態は主に、
- 会社所属探偵(正社員)
- 会社所属探偵(非正規雇用)
- 私立探偵(フリーランス)
の三種類が挙げられます。
探偵になるには、特に資格はありませんので、普通に就職をしている方がほとんどです。
フリーランスの私立探偵は、個人で事務所を持って仕事を受けている探偵もいれば、大手探偵に下請け会社として働いている探偵もいます。本業とは別に、副業として探偵をしている人もいます。
会社に所属しているのであれば、労働基準法に違反しないように、代替者を用意し、休憩や休暇もとりやすくなっているでしょうが、フリーランスですと仕事の采配は自分次第です。
探偵の仕事はつらい?
探偵は他人のプライバシーに関わることを調査することがほとんどです。探偵は当然、守秘義務と責任感が求められる仕事と言えます。
「万が一、バレてしまったら?」、「怪しまれて職務質問をされてしまったら…」、といった最悪の事態を常に頭において調査業務を行う必要もあるため、精神的ストレスがないとは言えません。
こういった精神面でのストレスに加え、探偵には人並み以上の体力も求められます。昼夜問わず張り込みや尾行などの職務を果たさねばなりませんし、ときに臨機応変に、自身の判断で行動しなければならないこともあるでしょう。また仕事柄、どうしても不規則な生活になりやすいものです。ときには無理が祟って、体調を崩してしまう人も少なくないでしょう。
つまり探偵は総じて楽な仕事ではなく、どちらかと言えば大変で、つらい仕事だという認識で良いでしょう。
探偵という仕事にしかない喜び
とはいえ、探偵という職業でしか味わえない喜びも多々あります。
依頼内容を完遂し、依頼者から感謝の言葉を貰えたときなど、他の仕事ではなかなか感じることのできない瞬間も多く存在します。
加えて、探偵の仕事は、良くも悪くも結果が全てです。探偵として知識や技術を極めれば、効率よく、より確実に証拠を掴める可能性が格段に上がります。その分、依頼を達成する確率は増え、個人だけではなく探偵社事態の評判も上がります。
こういった成果主義や、結果を重視する業界が性に合っているという方にとっては、もしかすると探偵はとてもおすすめできる職業かもしれません。
探偵という仕事は、肉体的にも精神的にもハードで、専門的な知識も自身で考え行動する力も必要とされる、とても難しい職業です。しかし、かなりやり応えがある仕事です。もし、少しでも探偵という職業が気になるのであれば、チャレンジしてみて損の無い仕事でしょう。
興味がある方は、是非とも探偵に挑戦してみてはいかがでしょうか?